家づくりの基礎知識

1.重量鉄骨建築

重量鉄骨工法は、軽量鉄骨工法に用いられる軸組構造と違いラーメン構造の為、大きな空間を容易に実現できます。耐震性や耐久性も非常にあり、そのため中高層建築に用いられます。

2.軽量鉄骨建築

重量鉄骨造と同じく鋼材の品質が安定しており、精度が高く、工期は短い。火や錆に弱く、ヒートブリッジを起こしやすいため、内部結露が生じやすい。重量鉄骨造とは、使用する鋼材の形状、厚さが異なります。比較的小規模の建物に採用されます。

3.在来軸組工法

日本に従来から有る建築工法です。 コンクリート基礎(石組基礎)の上に木材で骨組みを組み,外壁材,内壁材を組込んで行く工法です。

4.ツーバイフォー工法

2インチ×4インチの木材を骨組みとして壁を作り,その壁材を組み合わせて外形を形成する工法です。 基礎の上に構造体を載せるという事は木造軸組工法と同じです。

5.RC（鉄筋コンクリート造）

柱,梁,床の全てを鉄筋コンクリートで構成する工法です。鉄筋とコンクリートを組み合わせた複合材を使用する工法で、強度が高いですが、耐震性に関しては柔軟性に乏しい為ヒビ割れが発生し易く,それを起因に破損する事も有ります。
(地震の程度によります。)